特定継続的役務の提供とは
インターネット上で「エステでクレジットカードが使えないのは当たり前なのですか?」という質問をよく目にします。
エステは女性だけではなく多くの男性も通っており肌の露出が増えたりする時期は多くの人が利用します。
エステサロンの施術は非常に高額で現金払いだけでは厳しくクレジットカードで分割払いをしたいと思う方も多いのではないでしょうか。
しかし、ほとんどのエステサロンはクレジットカード決済をすることができず、現金払いが原則です。
エステのような長期継続的な役務の提供を「特定継続的役務提供」と言います。
日本ではエステに限らず長期継続的に役務を提供している企業は基本的にクレジットカードが使用できません。
クレジット会社に加盟しているエステサロンは少ない!?
特定継続的役務に指定されているのはエステサロンだけではありません。
ネイルサロンや塾、語学教室、スクール関係なども特定継続的役務です。
その他にも沢山あるのですが一般的に長期に渡って利用して結果が伴うかわからない業種がそれに指定されています。
その中でもエステなどの美容業界はクレジットカード会社に加盟している数が少ないと言われています。
特に高額なサービスを中心としている店舗や「回数券」を販売している店舗は加盟店審査が厳しいのが現状です。
もし、クレジットカードで継続的な施術や回数券を購入した後にエステサロンが倒産した場合、利用者は先に支払った金額の返還をクレジットカード会社に要求するしかありません。
実際に回数券を売るだけ売って逃走したエステサロンの実例もあり、そういった事例を避けるためクレジットカード会社は回数券や高額サービスを提供するエステサロンの加盟店登録を消極的に行っている傾向にあるのです。
国内決済と海外決済
クレジットには国内決済と海外決済の2種類の決済方法があります。
国内決済の場合は日本国内のクレジットカード会社を通して決済されます。
それに対し海外決済は海外のクレジットカード会社を利用して決済を行います。
国内決済の方が聞こえは良いかもしれませんが、結局のところ海外決済も大手クレジットカード会社や大手の銀行を利用する場合が多いため国内決済と比べて海外決済はデメリットが多いといった事はありません。
また、国内決済は特定継続的役務に対して非常に審査が厳しいと言われています。
それに対し、海外決済は特定継続的役務でも利用が可能なので国内決済で審査不可となった業種でも審査に通る事が多いです。
ただし、海外決済は分割払いの概念がないため原則一括払いとなります。
以上の理由でエステサロンは国内決済では審査に通らず海外決済では分割払いができないのでクレジット決済を導入していない店舗が多いのです。
エステのクレジットカード決済導入はエステクレジット決済ドットコム
VISA・MASTERの決済手数料2.85%~。コース料金、回数券のお支払いにも対応。
あらゆる美容業に対応。4大ブランドが一括導入できます。
クレジットカード決済導入の専門スタッフが毎日21時までご対応。
お気軽にお問い合わせください。お電話お待ちしております。(スマホはバナーをタップ)